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リバースエンジニアリング専用ソフト「Revo Design」「QUICKSURFACE」

QUICKSURFACEは、3Dスキャンデータ(STLやOBJなどのメッシュデータ)をCADで扱えるソリッド・サーフェスモデルに変換するリバースエンジニアリング専用ソフトウェアです。

主に3Dスキャナーで取得した形状を、後から設計変更や再利用が可能なパラメトリックモデルへ再構築するために使われます。

Pro版とLite版があり、SOLIDWORKSにアドインで使用できるものもあります。

Pro版の永久ライセンスは、約70万円程度で購入できます。

3Dスキャナーを開発提供しているRevopoint社からLite版と同一の機能が搭載された「Revo Design」がサブスクで年間78,000円で使用できます。

https://www.revopoint3d.jp/products/quicksurface?ref=4Lcv0F6aH1-dFc

今回、QUICKSURFACEの30日間の無料体験版をインストールして、チュートリアルを行ってみました。

実際に操作をして機能確認したものを、いくつか紹介します。

スケッチの作成

平面を指定してメッシュの断面を作成することができます。

作成したメッシュの断面を半自動でスケッチに変換していきます。CADのスケッチ機能と同様に寸法や幾何拘束の追加もできます。

ソリッド

基本的なCADのソリッド機能が搭載されています。形状を作成する際にメッシュとの偏差を確認しながら進めていくことができます。パラメトリックモデリングが可能で、後から履歴を編集して形状修正が行えます。

サーフェス

基本的なCADのサーフェス機能が搭載されています。

自動サーフェス機能を使用することで、簡単にメッシュをCADデータに変換することができます。

フリーフォーム

メッシュ上に手動で面を作成してくことができます。メッシュの形状を確認しながら感覚的にフィットした自由曲面を作っていくことができます。

ハイブリッドモデリング

上記で紹介したソリッド、サーフェス、フリーフォームを混在させてモデリングをしていくことができます。例えば、ソリッドを作成したサーフェスの面でカットできます。

エクスポート

作成した3Dデータは、IGESやSTEPなどのファイル形式で出力できます。

動画まとめ

説明した内容をチュートリアルのデータを使用して動画にしました。ご覧ください。

より詳細な情報や購入・体験版の申請などは、Revopoint社のホームページへ
https://www.revopoint3d.jp/products/quicksurface?ref=4Lcv0F6aH1-dFc

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