2019年12月20日(金)に東京ビッグサイトで開催されていました「国際ロボット展 2019」に行ってきました。
はじめに青海会場から見学。
大きいブースは、ファナックと川崎重工業
日刊工業新聞さんのYoutube動画を参考にどうぞ!
私が注目したのは、ABBさんのロボットアーム(6軸)型の3Dプリンター!!
また、それを動かすことのできるソフトウェア「RobotStudio 3D printing PowerPac」。
ロボットの開発も大事ですが、それを動かすソフトウェアの開発も重要ですよね。
詳細は、MONOistさんの記事が参考になります。
デジタルツインで3Dプリント向けロボットの現場導入を高速化、ABBが提案
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1912/20/news033.html
他におもしろいと思ったものとして、ロボットというと高価で数百万円するイメージですが、100万円以下の簡易的なロボットがありました。その名はモモコ。
可動範囲や出来るスペックは低いですが、工夫すれば色々と使用できる用途はありそうです。
続いて、バスで西、南ホールへ移動
会場案内図
・西ホール 1F・西ホール 4F・南ホール 1F・南ホール 4F
協働ロボットで最近よく見るのがTHKさんのNEXTAGE。
まるで人のように目があり手が動きます。
青海会場にロボットアーム式の3Dプリンタがありましたが、こちらにも簡易的なカワイイロボットアーム式の3Dプリンタがありました。
ペンを持たせて文字や絵を描くこともできるみたいです。
私としては、はじめて聞く会社さんもありました。
「Doosan Robotics( https://robotiq.com/ja/cobot-brands/doosan )」すごくシンプルな展示で目をひきました。近未来的なロボットでしたね。
トヨタのブースでは、人とロボットが連動して動くデモをしていました。
よく遠隔操作で手術とかしているのをテレビのドラマで見たりしますね。
操縦している人は、持ったり握ったりする感覚を感じたり、外からの力を感じながら、微妙な力加減を調整して操作することができるみたいです。
参考サイト
今回、紹介しきれませんが、他にもいろいろなロボットや、それに関係するソフトウェアや道具が展示されていました。
様々なメディアで詳細が紹介されていますので、そのリンクを下記にまとめます。(自分の勉強用のメモでもあります。)
公式サイト 2019 国際ロボット展
https://biz.nikkan.co.jp/eve/irex/
MONOist-2019 国際ロボット展 特集
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/subtop/features/irex/
ロボットスタート株式会社(Youtubeチャンネル)
動画
展示会場の様子を撮影した動画や写真からYoutube動画を制作してまとめてみました。少しでも参考になれば幸いです。
所感
ロボットは、インダストリー4.0を実現するための技術のうちの1つですが、IoTやAI、センサー、画像認識などの技術とも深い関係があることがわかりました。ロボットがカメラで撮影した画像を認識し、センサーで感知して形状を掴んだり、物を指定の位置に置いたり等の操作の中で、IoTを使ってデータを収集し、AIで分析しロボットが学習していくプロセスを知ることができました。またロボットが今後、人と共存、協働していくとも感じました。協働ロボットは、センサーによる安全機能を備えており、従来の産業用ロボットで必要だった「柵」がなくても使用できるロボットのことで、人と同じ作業空間で動作できるということが特徴です。産業ロボットと比べるとスピードやパワー、精度で劣りますが、今後の技術の進展により、より早く、正確に動いていくようになれば、人と同じような細かい作業も可能と感じました。今回の展示会のテーマである「ロボットがつなぐ人に優しい社会」が直ぐそこまで来ていることを実感できました。
そして、これらのロボットを動かすためのプログラムを作成することができる人材というのが今後必要になってくると思いますので、岩手県内企業の方々に情報提供を行いながら、岩手県内の技術高度化に向けて取り組んで行きたいと思います。
ロボット活用セミナー 岩手県開催のお知らせ
所感にも書きましたが、今後ロボットの活用は、日本のモノづくりにおいて必要不可欠なものです。そして、ロボットを動かすためのプログラムの作成が重要なキーとなることから、下記のとおり、オフラインティーチングソフトウェア「OCTOPUZ(オクトパス)」のセミナーを開催します。受講無料となっていますので、ぜひ、この機会に御参加ください。