2025年7月26日(土)、27日(日)大阪の万博にて「製造業対抗ミニ四駆大会」が開催されました。
製造業の技術を取り入れたミニ四駆で特別コースを走行し競い合う大会です。
こちらに、私が副代表を務める「北上ネットワーク・フォーラム(K.N.F)」で参加してきました。
ミニ四駆のボディを生成AIでデザインアイディア画像を作り、その画像を見ながら、3DCAD-Autodesk Fusionを使い3Dデータ化しました。
下の画像が生成AIで出力された画像です。

下の画像は、3DCAD-Autodesk Fusionで3Dモデリングを行ったものです。

この3Dデータを一度、樹脂材料で3Dプリントしました。

そこから、他の人達にも確認してもらい、要望をもらって、完成したデータが下の画像です。

そして、この3Dデータを、岩手県工業技術センター様のご協力をいただき、金属積層造形装置(3Dプリンタ)にて、製作していただきました。

過去に金属積層造形について体験をさせていただいたことがあり、その時のレポートをみていただけると、製作過程が分かるかと思います。下記のサイトの記事をお読みください。

仕上げに、K.N.Fで一緒に活動している熱処理屋さんで熱を加えてもらい、味のある色をつけてもらい、最終的な完成品が下の画像です。

熱を加えている際の動画が、こちらです。
この機体をもって、いざ、大阪へ向かい、万博での製造業対抗ミニ四駆大会に出場してきました。

結果は、残念ながら予選敗退となりましたが、観覧者の注目を集めることはできました!岩手県の技術力をアピールできたものと思います。
今回の取り組みは、北上市内の専北高校の高校生とも一緒に参加していました。その様子については、下に記載の別ブログをご覧ください。

今回の大会出場にあたり、寄付金をくださったスポンサー企業様、技術協力をいただいた企業様、そして、金属積層造形で多大なる協力をいただいた、岩手県工業技術研究センター様、本当にありがとうございました。私自身、とても良い経験をさせてもらいました。感謝です。
