ジェネレーティブデザイン無料体験セミナー実施

2018年10月29日(月)
Fusion360に新しく搭載されたジェネレーティブデザイン(生成)の無料体験セミナーを都心部に先駆けて、いわてデジタルエンジニア育成センター(岩手県北上市)で実施。
ジェネレーティブデザインは、デザインや設計に求められる必要最低限の用件だけを3Dデータで用意し、荷重や拘束、目的、製造方法、材料などを設定することでコンピュータが形状を自動計算して最適な形状を提案してくれるものになります。
人間ではなかなか思いつかない形をコンピュータが提案してくれます。それを人が手直しを加え良いものをデザインしていきます。
セミナー開催のきっかけは、私がジェネレーティブデザインにトライしていたのですが、
なかなか上手くいかず、オートデスク株式会社Fusion360エバンジェリストの藤村さんに相談したらセミナーしましょう!となり、今回の開催となりました。

現在、商用版の場合、作業スペースを切り替えるところに「生成」というメニューがあります。なんでもTwitterでかっこ悪いという悪評のようで、ジェネレーティブ、またはジェネレーティブデザインに変更されるかもしれないとのことでした。

UI(操作画面)は、こんな感じです。

この辺の使い方について藤村さんからレクチャーいただきました。

簡単にジェネレーティブデザインの使い方の作業の流れを説明すると、まずは3Dモデルを用意します。保持したいジオメトリ(形状)と形状が侵入してほしくない領域(障害物)のジオメトリ(形状)を準備し、設定します。下の画像でいうと、緑色が保持ジオメトリ、赤が障害物ジオメトリです。
例えば、周辺の部品形状やねじを締める場合のスクリュードライバーが入る部分などを障害物ジオメトリとして設定します。

次に通常の解析条件を入力するのと同様に、固定などの拘束と荷重を設定します。
あとは、目的として安全率や質量を入力し、製造方法を指定し、材料を指定します。

設定が完了すると、プリチェックがOKのマークに切り替わります。

あとは解析計算を行います。ここでクラウドクレジットが「25」必要になります。
今現在100クラウドクレジットを購入するのに17,280円(税込)です。

クラウドクレジットを支払い計算させると下図のように、数種類の結果が計算され形状が出てきます。(上記の計算結果とは別な形状の画像です)気に入った形状をクリックして詳細を確認してSTLまたはSAT(CAD)形式で出力が可能です。ただし、出力するのには100クラウドクレジット必要になりますのでご注意ください。

講師の藤村さんがおっしゃっていましたが、計算された結果をそのまま使用するというよりは、コンピュータが提案してくれた形状を人が読み取り、それを修正して、よりよいものにしていくのが大事とのことでした。

今回のセミナーを受講してみて、ジェネレーティブデザインは本当におもしろい機能で未来ある技術だと思いました。もっともっと勉強して使いこなして驚くようなものを設計デザインしたいですね~